かながわ総合法律事務所

戻る

ブラックリストについて

ブラックリストという名前を聞くと、誰もが不安にかられますがブラックリストという名前は正式な言葉ではありません。
ブラックリストというと
「黒い分厚い本みたいなものに自分の名前が登録されてしまう…?!」
みたいなイメージですが、そうではありません。
そもそもカードを持っている人は、債務整理をしたかしないかに関わらず信用情報というリストに登録されています。
信用情報とは、お金の貸し借りに関する情報を表示したもので、債務整理を行うと、その備考欄などに債務整理をしたなどの記載がされ、お金が借りづらくなってしまうわけです。この信用情報にマイナスの記載をされた状態をブラックリストというわけです。
この情報は、本人と金融関係者でなければ見ることのできないもので司法書士や弁護士ですら見ることはできません。
そのため、一般の方に知られることはありませんし、社会的な信用が汚されるということもありません。
金融機関は、この信用情報を見て、カードやローンの審査を行っているので、お金を貸し出すと危険かもしれないと判断した場合には、キャッシング・ショッピング・住宅ローン・自動車ローンなどが使えなくなってしまうわけです。

ブラックリストになる場合とならない場合

借金の返済が2、3ヶ月以上遅れてしまった場合と、債務整理を行った場合にブラックリストになります。
支払いの終わった(完済した)借金について、過払い金返還請求を行った場合にはブラックリスト(事故情報に登録)にはなりません。現在、返済途中の借金について過払い金返還請求をした場合には、登録される場合とされない場合があります。
返済中の過払い金請求の場合には、代理人が手続きを開始したときに原則としてブラックリストにいったん載ることになるのですが、明らかに過払い金が高額に発生するのが分かるような方の場合には、当初から登録されていないようです。
(弊所の依頼者の方でも手続き開始後も普通にカードが使えたという方は多数いらっしゃいます)

通常の
債務整理の場合
ブラックリストになり5年~7年はカードの使用は不可
完済の
過払い金請求
の場合
ブラックリストにはならない
返済中で
過払い金請求を
行う場合
①支払残高を
過払いが
上回る場合
介入から和解までの数か月のみブラックリスト。但し最初から支障がないケースもあり
②支払残高が
過払いを
下回る場合
「通常の債務整理」と同様に5年~7年のブラックリストへ

ブラックリストについてのよくある質問

Q
自分がブラックリストになった場合、夫や子供に将来影響はありますか?

本人以外に影響はありません。
一番多い質問ですが、家族にまで影響があったとしたら世の中の人間がほとんどブラックになってしまいます。
また、「お金を借りること」についてブラックになるだけなので、特に社会的な面では、本人にも影響はありません。

Q
返済は苦しいですが、近いうちに住宅ローンを組みたいのでブラックは避けたいと思っています。債務整理はしない方がいいですよね?

ブラックリストになるとローンが組めなくなりますが、既に多額の借金がある方は実質的にブラックのため、ローンは通りにくいと思います。
銀行からお金を借りる際には、銀行は返済が問題なくできるか信用情報から確認をします。
そこでブラックではなかったとしても、住宅ローン以外に返済をしているものがありそれが高額であれば貸し出しはしないでしょう。また、仮に住宅ローンを組めたとしても現在の返済が苦しければ数年で支払いができなくなるのが一般的です。
それであれば、家を買うのは7年後にして現在の借金を無くすために債務整理をした方が賢明だと思います。

Q
なぜ返済中の過払い金請求はブラックになる可能性があり、支払済みの過払い金請求の場合はブラックにならないのですか?

期限の利益を喪失するかしないかです。
返済を行っている方は、みな一定条件のもと返済日までに返済をするという「期限の利益」というものを持っています。しかし、返済中で過払い金請求を行うといったん返済は停止するため、期限の利益を喪失してしまうわけです。
反対に、完済の方は支払うものがないため期限の利益は関係ありません。そのため、ブラックリストになることはないのです。

Q
ブラックリストになっても債務整理をやった方がよいですか?

個人の価値観によります。
債務整理の唯一のデメリットはブラックリストです。もちろんブラックリストになりたいという人はいるわけはないので、債務整理のメリットを考えてブラックリストになってでも債務整理を行うわけです。
債務整理のメリットは、基本的に利息をカットした返済ができる点です。
例えば、5社から50万円ずつ金利18%で借りている方ですと、利息だけで毎月3~4万円、年間で35万円~50万円は利息の支払いがかかっていることになります。 つまり、債務整理を行った場合と行わなかった場合で3年後を見てみると、行わなかった方は行った方より105万円~150万円多く支払いを行うわけです。
この金額がもったいないと思う方は、ブラックになっても債務整理を行っています。

Q
ブラックリストになるとお金を借りれない以外に支障はなにかありますか?

基本的にはありません。
ブラックリストは、社会的な信用は失われないためお金を借りること以外に影響はありません。
それ以外であげるとすれば、保証人になることや海外でデポジットの代わりにカードを使用することができなくなることなどが挙げられます。

Q
携帯の支払いを2,3ヶ月支払わなかったんですがブラックになることはありますか?

あります。
スマホやアイフォンなどの機種代を割賦払いで購入した場合、月々の携帯代の支払いには、機種代も入っておりこれはお買い物の後払いで同じ性質です。
そのため、2,3ヶ月支払いをしなかった場合には、ブラックリストになることがあります。

Q
返済中ですが、長く支払っているため過払い金請求をしたいのですが、ブラックリストになるのは避けたいので悩んでいます。
いい方法はありますか?

あります。
返済中の方が過払い金請求をかけ、万一支払い残高が残ってしまった場合には5年~7年はブラックリストになってしまいます。(例えば50万円の支払い残高があり30万円は減ったものの20万円は残ってしまった場合など)
しかし、支払い残高を超える過払い金が発生した場合(例えば50万円の支払い残高があり60万円の過払い金が発生していた場合など)には数か月程度のブラックリストですみます。
全くブラックリストにならずに請求を行う方法は、完済状態にする必要があります。
方法としては様々な方法がありますが、借入先の状況などによっても異なりますので詳しくは個別にお問合せ下さい。

Q
債務整理をしたい会社以外にカードを持っています。
そのカードで今後もお買い物をすることはできますか?

できません。
債務整理をすると全てのカードの使用がストップします。
例えばXさんが、5枚のカードを持っていて、その内4枚は債務整理し1枚は今後もなにかあった時のためにとっておこうとしても、その1枚も使えません。
その1枚は返済だけをするカードになってしまいます。

Q
5年ぐらい支払いをしていませんが、いつブラックから解除されるでしょうか?

今のままでは一生解除されません。
延滞によりブラック状態になっている場合には、延滞の状態が継続している間はブラックのままです。借入先と話し合いを行い、返済(時効の場合には支払い免除)の目途がついてから5年~7年で解除されると考えるのが妥当です。

Q
ブラックリストになることが誰かに分かってしまったりすることはありますか?

基本的にはありません。
信用情報は、本人か金融関係の融資担当者しか基本的には閲覧できません。
私たち専門家が依頼者の債務整理の手続きを行っても、その依頼者の信用情報を見る
ことはできないぐらいですので、まず分からないと思って問題ないでしょう。

無料相談について

事務所概要